その場で言葉が出ないのは普通のこと
話し合いの場で言いたかったことを言えないまま終わる。これは珍しいことではなく、感情の高ぶった状況で筋道立てて話せる人のほうが少数です。だから先に書きます。伝えたいことを三つに絞り、順番を決め、紙にする。当日は読み上げるだけで構いません。うまく話す必要はなく、伝えるべきことが漏れなければ十分です。書いておくと、後から「あれを言い忘れた」と悔やむ夜が減ります。
決めることと感じることを分ける
同じ席で、住まいの取り決めと、これまでの経緯への思いを同時に扱おうとすると、どちらも進みません。決める作業は紙と数字の話で、感じる作業には別の時間が要ります。当室では相談の枠を分けているのはそのためです。感情を軽んじているのではなく、順番を分けたほうが両方とも扱えるからです。片づく順に片づけていけば、残るものはいずれ小さくなります。